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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2013年2月17日日曜日

「NPOのクラウド事務局1DAYセミナー」開催しました!

こんにちは、マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。

去る2/2は日本財団ビルで
「CANPAN・NPOフォーラム「NPOのクラウド事務局1DAYセミナー」

~短時間勤務、ワークシェア、在宅勤務、多地域展開しながら
求心力を持ち続ける団体運営~」

と題して、マドレボニータの事務局運営をさまざまな角度からご紹介する
セミナーを開催しました。

私が入局した2009年10月には、4人だった事務局。
それが今は9人!業務内容も広がりましたが
「ワークシェアリング」「在宅勤務」という軸は変わらず、
多様な業務にあたっています。

私自身も、自分のことを紹介するとよく
「え~在宅なんていいね」とか、
「どうやって働いているの?(そんな風にできるの?)」
聞かれることもしばしば。

じっくり説明するのがなかなか難しいけれど、
この働き方を伝えたい!と日々思っていました。

マドレボニータの事務局スタッフは、
自分たちの働き方が大好き。
そして、この働き方がもっと世に広まったら、
もっとよい社会になる!と、確信を持っています。

「そういう企画をやりたいよね…」という雑談から生まれたこのセミナー。
いっしょに形にしてくださった日本財団の山田さんに心から感謝いたします。

ちなみに、その山田さんは開催直前にインフルエンザに…!!
当日は、なんと病床から、「ひとり裏セミナー」を開催!
セミナーを心底愛し、ユーモアとK.U.F.U.(工夫)にあふれた
山田さんのお人柄に感動しました!ここからお読みいただけますよ★

セミナーに備え、前日から
福岡のくろろん(黒田)、三重のまっきー(卜部)も上京。

経理スタッフ2人で明日のプレゼン打合せ!


もちろん、せっかくの機会を存分に生かし、
打合せ以外にも映画『EDEN』研修、高井戸のレストラン『カレタナ』訪問など
精力的にスケジュールをこなしていました(笑)
その様子はくろろんのブログからどうぞ!内容が濃すぎて、連載になっています(笑)

そして当日。首都圏だけではなく、全国からご参加者がいらっしゃいました
(当日使用したスライドは、CANPANさんのブログからご覧いただけます



<全セッションのご紹介!>

●事務局運営を円滑にするさまざまなITツールベーシック講座
CANPANセンター吉野真佐代さんより、
クラウド事務局運営に欠かせない各種のツール、
時間と距離の制約を克服するのにも欠かせないこれらのツールをご紹介いただきました。

マドレボニータでも、さまざまなツールを「まずは使ってみる」
そして「使い方をK.U.F.U.してみる」ことを常に心がけています☆

●ステークホルダーとの関係を大事にするデータベースの活用
~CANPANペイメントを活用した寄付集め~

3月9日には「ファンドレイジング大会2013」のセッションも担当する
准認定ファンドレイザーのもこちゃんこと太田
そして経理業務を支えてくれているくろろん、私北澤の3人で
マドレボニータのデータベース活用と、寄付ツール活用について
お話させていただきました。

ご参加くださっていた、マドレボニータのWEBシステムの父、
ワイズネクスト佐藤さんにも、セミナーならではのリアルなお話を
お聞かせいただきました!ありがとうございます☆
 

●ランチョンセッション~合宿、ラップ、寸劇の活用

今やマドレボニータの活動のさまざまな場面で登場する「ラップ」。
なんと、今日はご参加のみなさんにも、ラップを即興で作って発表していただきました☆
やってみるとわかる、この「言葉を研ぎ澄ます」感覚と
メッセージにがぜん力がこもる「ラップの力」!
みなさんにも感じて、持ち帰っていただければうれしいです。


●全国のメンバー32人が全員参加。
毎月の報告会の民主的な運営方法

毎月参加者自身も楽しみににしている、
密度の濃いマドレボニータの報告会!
その裏では日々運営方法の改善、K.U.F.U.を重ねています。
普段のSNSやブログではお伝えしてない、報告会の変遷についで代表吉岡マコが語りました。

●出席者も欠席者も、関わる人たちが積極的にコミットできる
~時間を無駄にしない効果的なSkypeミーティング~

NPO法人CRファクトリーの呉 哲煥さんにも登壇いただき、
スケジュール調整や議案の共有方法や、
skype通話やGoogle+ハングアウトのビデオ会議機能実演など
日頃の月例報告会でもおなじみのマドレ流会議運営方法を
広報担当ひかりん(宮下)よりご説明。

呉さんが、「サッカー解説者のように」的確でわかりやすい解説を
都度はさんでくださり、スタッフの私たちも「そうだったのか!」と
あらためて実感する場面も多数。呉さん、ありがとうございました!

 


●ワークシェアリング~仕事と時間を分け合い、知恵と愛を持ち寄る~
遠隔&在宅勤務スタッフの読みたい日報、書きたい日報~クラウド経理スタッフの12カ月~

事務局スタッフが日々実践している「朝メール・夕めーる」の手法をお伝えしたほか、
ここでしか聞けない!経理担当くろろん&ハラマリ(原)渾身のスライドによる
クラウド事務局の12ヶ月とその詳細を本邦初公開★
会計士さんと一度もお会いしたことがなくても…
密にコミュニケーションをとり、決算業務ができる!という話を
みなさん熱心に聞いてくださりました。
 

●脱・代表からの受け売りの団体紹介トーク
~団体-自分プレゼンテーションの効用~

マドレボニータでも昨年はじめて実施した、
CRファクトリーさんの『団体-自分プレゼンテーション』というツール。
自分のルーツ、想いと団体の交わる点、目指す未来を
あらためて掘り下げてプレゼンするという、
「号泣必須」(!)のワークショップなのです。

今回はスタッフまさこっち(吉竹)&まっきー(卜部)の渾身のプレゼンも実施!
ご参加者のみなさんとも、じっくり想いを分かち合える貴重な時間となりました。

●【クロージングセッション】しのぎを削る 
~ライバルを蹴落とさずに、業務の改善を加速する、

報告書をフル活用した「毎月の表彰」システム~

全国にインストラクターがいるからこそ、
毎月のクラスの振り返りも、みんなで共有し貴重な財産にできる!
その積み重ねが、すべての女性に産後ケアを
届けられる社会の実現につながると信じ活動しています。
その具体的な手法を代表吉岡よりお伝えしました。


以上、まる一日の濃~いセミナーとなりましたが、
ご来場のみなさまからも、熱心なご質問や熱いご感想等
多数いただき、一同感激しております

また機会がありましたら、ぜひ事務局運営につき
お伝えする機会を持てればと思っております。


ご来場下さった方、Twitterなどで応援してくださった方、
本当にありがとうございました!


★当日のリアルな雰囲気は、こちらの
togetterまとめからもご覧くださいませ。
公式アカウントの「ボニータさん」も、キャラ濃く実況してくれています!
http://togetter.com/li/448920


★【おまけ】セミナー振り返りの風景

2013年2月14日木曜日

愚痴よりももっと豊かなコミュニケーションを☆吉祥寺クラス2月2週目

インストラクターの仲井果菜子です。
市ヶ谷・下北沢・調布(金子レディースクリニック)で産後クラス開催しています。

今日は、まるっと一日、吉祥寺でお仕事。
午前中は『産後のボディケア&フィットネス吉祥寺教室』(講師:吉岡マコ)2月コース2週目です。
今月はアシスタントとして、クラスに参加させていただいています!

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今日は2週目・・・ということで、
最初の自己紹介タイムには、「1週間の変化」についても
教えていただきました。

何年ぶり!?というぐらいの筋肉痛がキタ!という方、
骨盤を起こす・背筋を伸ばすを意識して過ごした。という方、
脚の付け根をまじまじと見て・・・「黒いな!」とショックを受けた
という方、などなど、先週の初回を受けて、
体を意識する「スイッチ」がONになった方がたくさん!
ちなみに・・・付け根の黒ずみは「股のエクササイズ」でこれからどんどん薄くなるはずなので
これからもkeep on watchingでお願いしまっす!


今まで抱っこ紐がすぐにゆるくなってしまうのがイヤだったけど
それは、自分の姿勢が前傾しているからだ、と気づいて、
それからは、抱っこ紐をしての外出も楽しくなった。

という方も!

エクササイズとセルフケアの時間に
正しい体の使い方を学ぶことで
「自分の体の癖」にも気づきやすくなるんですよね。

なんだ、この抱っこ紐も使えねーーー、
って、次から次へと新しい抱っこ紐に。。。じゃなくて
体の使い方を変えることで、
同じ抱っこ紐でもぐっと上半身にフィットするなんて!
モノを換えるかわりに、自分を変える。
これってすごい発想の転換ですよね。
リーズナブル、かつ、エコ

早速、ボールエクササイズで今日もしっかり汗をかいていきます。
先週よりもすこーし動きが「こなれて」きたみなさん。

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約50分ほどの有酸素運動、
しあげは産後の、腹筋運動ーーーー!
「ちょっと汗をかいて気分転換」なんて生ぬるいモノじゃない、
必死です
腹力を取り戻せるかどうかが、
産後の心身の健康にとっての「要」だといっても過言ではない。
だから、最後まで気を抜かず、がんばります。

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キツすぎて、思わず笑顔が出ちゃう方も・・・。
「笑っちゃうぐらいきついエクササイズで、ちょうどいい」
とは、マコ先生談(笑)。

ちょっとちょっとーー、
こんなにキツいって聞いてないんですけどぉーーー
というときって、なんで笑っちゃうんでしょうね(*´∇`*)
参加者のみんなの素の表情がぐっと浮き出てくるようで
あの瞬間、大好きなんです。

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赤ちゃんと一緒にもできます☆
3週目の来週は、みなさん急にぐいーーーん、とうまくなっているはずなので(笑)
楽しみにしていてくださいねっ。

1時間目の有酸素運動の後は、
2時間目のコミュニケーションのワーク。
今日は、「人生・仕事・パートナーシップ」
の3つのテーマから1つ選び、
ペアになって、それについて3分間、「話す&聴く・メモる」
のワークを行います。

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産後の仕事、産後の夫婦関係、産後の人生・・・
どれも激変して、根本から揺さぶられまくっている。
だからこそ、世間話のレベルでお茶を濁すのではなく、
真摯に自分に問い、自分のこととして考え、
自分の言葉を語っていきたい!

とかく、女性が集まって夫婦関係について話す・・・
などというと、
「お母さんたちも愚痴を言う場所が必要ですよね」
なんて、安直な捉え方をされがち

女はとにかく、集まって旦那の愚痴を言って
ストレス発散してりゃ満足なんだろうーーー
というような考え方、なんか社会のあちこちに
色濃く漂っているような気がしません?
なんか、めちゃ低く見られてるみたいじゃないで、
失礼しちゃうーーーーーー(`ε´)

もちろん私も愚痴を言うことは多々あるので
(「供養」と称して・・・!^^;)
愚痴を言うなかれ、なんていう精神論を押し付けたいのではないでつ。
ただ、一般論としてまかり通っている
「愚痴を吐き出してすっきり元気に」ていうのは
あまりにも乱暴な捉え方で、
愚痴は結局、愚痴にしかならないんですよね。

もっと豊かな対話の形、
もっと成熟した言葉の交わし方が存在するはず。
産後クラスの2時間目のシェアリングのワークは、
誰にも茶化されずに、自分自身に真摯に向き合い、
言葉をつむぐ時間。

「自分の言葉を取り戻したい」
「もっと自分を表現する力をつけたい」
「自分の表現を聞き届けてもらいたい」
そんな、愚痴を言うだけでは満たされない「本当の欲求」
に気づき、その欲求を掘り下げていくための時間です。


3時間目は、セルフケアの時間。
今日は、肩こりを自分で解消する方法。
「この子が抱っこ抱っこで、肩がこって~」
って、産後女子が集えば枕詞(笑)みたいに使われてる表現ですが
意外と、「じゃあ、どうすれば?」
というところまで、発想が行かないもの。

愚痴ってもどーにもならない最たるものが、
こうした体の痛みじゃないかしら
なのでここでは、
「なぜ肩がこるのか?」のメカニズムを学びつつ
「どうすればいいのか?」という具体的な方法を身につけます。

肩こり解消のポイントは・・・「肩甲骨」!
場所わかりますかーー?触れますかーー???

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最後はコレ!
腕をひたすら振ってるようですが、
実はコレ、肩甲骨をMAX動かしてます。

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肩まわりがほぐれ、お顔までポッカポカになったところで
2週目のレッスンはおしまい。
みなさん上気したピンク色のほっぺで、
その後は誘い合ってランチにも行かれていました


からの、午後からは同じスタジオで
踊れるカラダづくり講座」ーーー!
4回コースの1回目です。

前クールに引き続き、
われらが市ヶ谷クラス卒業生のたっきぃが参加してくれました!
もうひとり、市ヶ谷・西麻布クラス卒業生のありさんも初参加してくれて
すっごく嬉しかった!
ボールで一緒に弾むのも楽しいけど
ボールから降りて、フロアに立って(笑)一緒に体を動かせるって
なんだか「セカンドステージ」な感じ。勝手に誇らしいのです☆

今日の新しいステップ、衝撃を受けつつも大好きに(笑)・・・。
早速、家に帰ってせっせと練習!
くまなく体を使った感覚で、翌朝の筋肉痛が怖・楽しみーーーー!

踊れるカラダづくり講座
2回目からの単発講座も大歓迎です。
卒業生のみなさま、ボールでリハビリ、のネクストステージとして
ぜひぜひ、お気軽にご参加ください☆
なにはともあれ、踊るって、踊ろうとするって、、、、楽しいYO!!


(仲井果菜子)

 

2013年2月7日木曜日

引き裂かれた産後の「私」をひとつに☆吉祥寺2月コーススタート

こんにちは!インストラクターの仲井果菜子です。
プロフィール写真を貼りつけたら自分でも引くほど異様に大きいサイズになってしまい
ちょっと今日の顔出しは控えときます(汗)。久しぶりの楽天ブログに戸惑い中っ!



現在発売中のVERY3月号に、
マドレボニータの面々が掲載されていますー☆



「産後のプチうつにさようなら」という特集で、
マドレ事務局まさこっちのインタビューがまるっと1ページ掲載、
(マコ先生とのツーショットも)

また仲井は、「3人産んでもくびれたウエストの秘密」というページで
セルフケアを紹介しております。
別経路で取材を受けて、同じ号に掲載されました。
ちなみに仲井を取りあげてくださったのは、
市ヶ谷クラス卒業生でライターをされているAさん。
ありがとうございます!!

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さて、雪の前日とはうって変わって気持ちよく晴れた朝・・・
吉祥寺アムリタウエストでの産後のボディケア&フィットネス教室
2月コースがスタートしました。

今月は木曜の下北沢クラスをお休みして
1ヶ月まるっと、アシスタントとしてクラスに参加させて頂きます。
クラスを経験しても・・・いや、すればするほどに
こうやって、別の先生の(ましてや、マドレ代表の!)クラスに
アシスタントとして入る機会は、学びが多すぎる貴重な時間。
まばたきしないぐらいの勢いで(怖いっ)張り切っておりますので
どうぞよろしくお願いしますーー!

今月も満席開催の吉祥寺クラス。
10組全員赤ちゃん連れで、マットの上もにぎわっております。
NHK『グラン・ジュテ』でマドレのことを知って・・・という方、
元・同僚のお友達に誘われて、という方、
はたまた、7年前に受講をして以来、ずっとマドレを応援してくれている方が
7年越しの夢(!)かなって、第二子産後2ヶ月で参加=☆も。

いろんな動機・背景をもって集まってきたメンバーですが
「ボールの上ではみんな平等」
何はともあれ、早速ボールに座って弾んでいきます。





今日は1週目。ボールエクササイズも初めてなれど
赤ちゃんと一緒のエクササイズなんてのも初めて。
とにかくインストラクターの動きを少しでも真似しようとしつつ
赤ちゃんの呼びかけにも応えないといけない。
体も脳も、実に大忙し!

「でもこの、赤ちゃんの呼び声に応えるために
エクササイズをやってるといっても過言ではないんです」
とは、
講師の吉岡マコインストラクター。
このクラスは、母になった女性たちのためのプログラムだけど、
だからといって、赤ちゃんを放っておいて泣かしっぱなしにする、
ってことはしない。

自分のことに向き合う、と、子どもを放っておく、
は、決して同義ではないんです。
むしろ、産後の生活の中で、
待ったなし、でお呼びがかかる赤ちゃんの声にしっかり反応しながらも
自分の心身のメンテナンスをしていくという流儀を身に着けるのがこのクラス。
でもそんな流儀も、「奥義書」を読むだけじゃあ体得できない。
だからこうやってひーこら言いつつ(!)必死に動いて汗をかいて、
動いた分だけ、腹力をつけ、脚力をつけ、
赤ちゃんとコミュニケーションをとるための筋肉のチカラをつけていきます。

運動の後は、「コミュニケーションのワーク」。
1週目なので、自己紹介がわりになるGood&Newというワークを。
「○○町からきた□□です」といった通り一遍の自己紹介ではない、
相手の素の姿が垣間見えて、「この人ともっと話したい」って
うっかり思ってしまうような^^ そんな仕掛けが施されたワーク。



2人組みになってのワークの後は、
みんなで赤ちゃんマットを囲って、全体でのシェアリングの時間。
ほんの短い時間で区切ったワークだけど、
いろんな思いが湧き出てくる、そんな自分に気づいて、
ここで他のメンバーに分かち合う。
最初はうまく言葉にならなくても、でも言葉にしようと試みる。
この、言語化しようとする、ってことが、すごーーく大きい意味を持つんですよね。

産後の焦りも上等!産後の不安も上等!
それを言葉にすることをしなくなると、
「こんなもんなのかな」「私ってこれで幸せなのかな」
って、そんな葛藤する自分に蓋をして、
自分で自分を「幸せ・・・なはず!」と思い込ませちゃう。

私も第一子の産後に、
「ハッピー子育ての罠」にハマった記憶がありますYO。
妊娠中から、うっかり「ハッピーセレブママ」(!)たちの
講演会なんてのにも夫婦で足しげく通っちゃったりしてたので、
子育てはハッピーなはず!
素敵、楽しい、が合言葉~~~みたいな、
一見ポジティブ、でも内実は強迫観念、
にかられて、しばらくはしんどかったなーーー。

赤ちゃんが泣いている意味がわからないし、
ほとんど寝られなくてフラフラだし
腰も肩も痛いし・・・
でも、その呪文(!)に縛られているので、
「子育てって楽しいな」としか思ってはいけない、
そんな思考回路になっちゃってるんですよね。
「はー、しんど」って素直に言えない。
明らかにテンパっているぼろぼろの人なのに
私楽しい・幸せって言い張っている、かなり痛い女でした・・・。

夫が見かねて、
「楽しいって言い張ってるけど、
つらかったら、素直につらいって言っていいんだよ」
と言ってくれて、それが分岐点だった気がします。
もちろん、言われた直後はカチーーン!ときて
「このハッピー子育て中の私になんだって!?」と怒ってましたが

と、なんの話をしてたんだっけ・・・。
そうそう、そんなふうに、
自分の思いを素直に外に出す、言葉にするっていう作業をしなくなると
頭の中で考えている理想の自分と、本当の自分が分離してしまって
引き裂かれてしまうんですね。

「クラスで体を動かして言葉をつむぐことで、
本当の自分と、頭で考えている自分がひとつになっていく」

と、マコインストラクター。
それこそがまさに産後のリハビリであり、
このプログラムの意義でもあるんですよね。

この1ヶ月、私も自分のTHE産後の記憶を再体験しつつ
みなさまと一緒に、心身の変化のプロセスをたどっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします

(仲井果菜子)