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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2013年9月27日金曜日

◆2013年10・11・12月 マドレボニータ各種講座の開催予定◆

2013年10・11・12月の各種講座開催予定

おもに吉祥寺エリアでの開催予定を一覧にしております。
全国の教室(「産後のボディケア&フィットネス教室」「にんぷクラス」)の
開催一覧はコチラをご覧くださいませ。

ぜひお早めに手帳にチェックを☆
お申込みを心よりお待ちしております。

【産後クラス】
●吉岡マコの≪産後のボディケア&フィットネス教室≫(4回コース)
 
10月 10・17・24・31日(木)10:00-12:00【満席です】
11月 7・14・21・28日(木)10:00-12:00【受付中です☆】
12月 5・12・19・26日(木)10:00-12:00【近日受付開始】
※11月コースは2013年5月2日以降に、12月コースは2013年5月30日以降に、
生まれた赤ちゃんは4回通してご一緒に参加できます。
(会場:スタジオアムリタWEST地下1階 講師:吉岡マコ)


【ダンス】
●11/14・28・12/12・26(木)13-15時 踊れるカラダづくり講座 ≪4回コース≫
踊る楽しさと、全身をおもいっきり使う爽快感をめいっぱい味わえます!
※単発での受講も可能です。お申込時にご希望の日程をお知らせ下さい。
(会場:スタジオアムリタWEST地下1階 講師:吉岡マコ)


【ダンス】
●10/28(月)1330-1500 踊れるカラダづくり講座 ≪超基礎≫
ストレッチと筋トレ中心のメニューです。
踊れるカラダになるための基礎をみっちりやります。
(会場:スタジオアムリタEAST 講師:白石あすか)


【講座】
●11/11・12(月・火)10:30-16:30産後プログラム指導法集中講座2DAYS
4回コースの構成や内容の詳細、プログラムの根底に流れる理念・フィロソフィー、
レッスン運営の舞台裏やからくり、そして指導者に必要な産後の運動生理学や
解剖学の知識などを集中的に学ぶ、密度の濃い2日間です。
(会場:スタジオアムリタEAST2階ほか 講師:吉岡マコ)


【エクササイズ】
●9/30(月)10:10-12:00 ボールエクササイズ講座/ウォーキング講座
●11/25(月)10:10-12:00 ボールエクササイズ講座/ウォーキング講座【近日受付開始】
産後クラスを卒業したら、ぜひこちらへ。
ボールエクササイズとウォーキングのみの講座です。
「体の軸を鍛えたい」「美しく歩きたい」という方はぜひ☆
※生後210日以内の赤ちゃんは同伴可能です。
※ボールエクササイズのみ、ウォーキングのみの単発受講も可能です。
(会場:スタジオアムリタEAST2階 講師:白石あすか)


各講座タイトルをクリックしていただくと詳細ページをご覧いただけます。
お手数ですが、お申し込みフォームへのご記入をお願いいたします。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!!


(文責:マドレボニータ事務局)

2013年9月20日金曜日

「Madre Bonita DAY 2013」開催報告(前編)

こんにちは。事務局スタッフの太田智子です。
tomoko_ohta

マドレボニータには、昨年から「9月と言えば、この季節!」
というイベントができました。

マドレボニータについて知り、語り、そこに集うひとたちとつながる機会、
「Madre Bonita DAY」です。

昨年、NPO法人化5周年記念企画として開催し、今年は「Madre Bonita DAY 2013」となって帰ってきました!

このブログでも2回にわけてその様子をご報告いたします。

場所は昨年と同じ、東京ミッドタウン7階にあります
「コミュニケーションスペースd-labo」
マドレボニータを日頃よりご支援くださっている
株式会社スルガ銀行さまのご厚意で、会場を無償でご提供いただきました。

スルガ銀行の鈴木さま(昨年ご購入いただいたマドレメンズTシャツ着用(^○^))からもご挨拶をいただきました。

マドレボニータの会員さん、産後クラスの卒業生、NECワーキングマザーサロンでマドレボニータを知った方、初めてマドレボニータに触れます!という方も。

六本木という場所もあり、少しおめかししてこられているみなさん、さながら同窓会のよう!

今回のMadre Bonita DAYは4部構成。本日は第3部までをご紹介します。

おっとその前に…

    オープニングを飾った中野陽太マドレストア名誉店長によるラップのリリックを紹介します★

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マドレボニータデイ2013
9月7日ここd-laboで開幕
今年も俺がラップで挨拶
の大役 任されハートはクライマックス

Yeah もはや伝説 となったマドレデイ2012
日本中に熱気と感動
巻き起こしてから一年が経ち
またここd-laboにバックアゲイン
多くの方々の前に立ち

高らかに開幕を宣言
また作ろうぜみんなで伝説
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    ラップの開会宣言?のあと、お隣の方との自己紹介で場もすっかり暖まり、スタートです!


MadreBonitaDay2013の全ての動画再生リストはこちらです。


第1部:マドレボニータが提唱する『美しい母』文化とは?

実はこのイベント、この吉岡のプレゼンテーションを、もっといろいろな人に聴いてもらいたい!ということが発端でした。

・今まで、母子保健において、「産後女性」へのケアが見落とされてきたこと
・そのことがなぜ問題なのか ・そもそも産後ってどういう状況なの?
・これらのことに対してマドレボニータの活動が今までどう取り組んできたかと、これからのこと

吉岡自身が経験した産後の経験もまじえて語られ、
とってもわかりやすく、心にすっと入ってきます。

産後クラスを受講した人はもう知っている話…
と思いきや、「社会課題の解決」という側面からとらえると思いのほか新鮮で、
「そういう風に考えたことがなかった…」という感想もよくいただきます。

産後クラスがただの「おけいこごと」ではないから、
産後しばらくたっても関わり続けられるし、
こうやって市民みんなでムーブメントをつくっていけるんですよね。

会場にはバランスボールや赤ちゃんを寝かしたりオムツ替えができるマットもご用意。
産後クラスのようにボールで弾みながら耳を傾ける方もいらっしゃいました。


第2部:トークセッション「マドレボニータをめぐる言説を問う」

2部と3部はゲストもステージ上へ。
占い師・エッセイストのまついなつきさん(写真左)と、小説家の窪美澄さん(写真右)です。

日頃から吉岡と親交が深いお二人とのトークは、やらせや口裏合わせなし!
2部ではマドレボニータが不本意ながら「こう誤解されやすい」
という「言説」をとりあげ、ゲストのお二人と考察していきました。

その言説とは…
(1)マドレに来られる人は、「勝ち組」
(2)マドレって宗教チックだよね〜
(3)母子分離(210日ルール)は子育て支援になっていない
というもの。

これらの言説についてさまざまな言葉がかわされ、会場はまったく集中力が途切れず!

すべてをご紹介したいところですが、スペースの都合上、
私がそれぞれの言説について個人的に印象にのこったフレーズと感じたことを、
ひとつずつ抜粋してご紹介させていただきます。

(1)まついさん:勝ち組の人であっても、産後のクライシスは全員一緒。産後がしんどいのは皆同じ。
→太田:産後のボロボロと一番イメージがかけはなれた人たちも含めて、すべての母となった女性に必要なのが産後ケア、なんですよね。

(2)窪さん:自分が産後にハマったのは、母乳信仰。自分が産後に求めていることを公に強く訴える、っていうのはどうやったって宗教ちっくになっちゃうから、ある程度はしょうがないのかな、と。
→太田:共感で仲間を増やし、社会の課題を解決していくNPOという活動は、ある意味宗教的なのかなと思いました。実はぜんぜん悪口じゃない・・・?

(3)まついさん:そばに愛している人がいれば、お母さんじゃなくてもいい。子どもをがみがみ怒ってばかりの母がいるならば、それは母のためにも分離させたほうがいい。そこを誤解してdisってくる人に対してはちゃんとタイマンで伝えたほうがいい!
→太田:「生後211日過ぎると一緒に参加できなくて残念」と表面的に捉えられてしまいがちですが、それだけ奥が深く、思い込みを手放すのが難しい領域なので、あきらめず、腰をすえて発信していこうと思いました。


第3部:トークセッション「子育てのその先を生きる知恵」

続いてのセッションは話題を少し変え、子育てが一段落したあとの話です。
ゲストのお二人は、子育て真っ最中の私たちの、少し先をゆく先輩がた。
今見えている景色と、子育て中を振り返って思うことを伝えてくださいました。

子育てのその先にも長く続く時間。
そのときになって何も無い自分に気づいて、これからどう生きていくか…
と途方に暮れてしまうかどうかは、きっと子育て中の生き方次第。

もちろん、今の生き方のゴールが「将来途方に暮れないように備えること」
ではないけれど、先のことをみえない、想像できないなりに考えてみる
ということで今に何かが反映されるということはあるはず。

「子育ては期間限定だから」という言葉って、
ともすれば「だから今は自分は二の次で、子育てに専念…」となりがちですが、
期間限定だからこそ自分の人生からも目を背けずに、
「清濁併せ飲んで毎日を生き切ろう」という考え方もできます(私は、そう思いたい!)

子どもや子育てに依存しすぎない、ということは、ある意味、依存する以上に
「子どもとどう向き合うか」「どう育てるか」を
しっかり考えることなのだとも気づきました。

今回、生後211日以上のお子さんがいらっしゃるご参加者は、
みなさん預け先を確保して単身で参加する機会をつくってくださったわけですが、
例えばこういう時間をもつ、子どもと離れての時間をつくるということも
親である自分自身の「生き方」をつくっていくのですよね。

お話をききながら、時折ハンカチで目をおさえる方もちらほら。
みなさんそれぞれの「子育てのその先」と、そのときに「子育て期」を振り返って
どう思うのか…に思いを馳せる時間となりました。

質疑応答も盛り上がりました!

休憩をはさんで行った、
第4部:分科会「知る・語る・つながる」については、後編にて

★第1部〜第3部の様子をさらに知りたい!という方は、
当日の発言を拾って投稿したツイートや、そのツイートをご覧になった方のツイート、参加者の感想ツイートなどをまとめたtogetterもぜひご覧ください。
Madre Bonita DAY 2013(togetter)
Twitter担当の仲井果菜子インストラクター小山史未子インストラクター動画撮影の中野陽太マドレストア名誉店長☆

さて、「Madre Bonita DAY」はチャリティイベントとさせていただいており、
今回も参加費に加え、マドレボニータの団体の活動(産後ケアの必要性を社会にひろめていく活動)やマドレ基金(自力で産後クラスにたどりつき、受講するのが難しい状況の母親への支援)に対するご寄付をたくさん頂戴いたしました。

★参加費(経費を除いた額) 83,487円
※参加費から経費を除いた額はすべて産後ケア普及のための活動に使わせていただきます。 
★寄付額合計 107,700円
(内訳…産後ケア普及のための活動:71,350円/マドレ基金 38,350円)
でした。

本当にありがとうございました。

→第4部以降の「後編」もアップしました!コチラから☆

【文責:マドレボニータ事務局 太田智子】

★gooddoで「いいね!」やいつものお買い物がマドレボニータの支援になります。
「普段ここで買い物してる!」というネットショップ、下記ページのリンクから入店いただくだけで、購入商品に応じて、0.5%~最⼤4,000円がマドレボニータに届けられます。

「毎日クリック」ももりあがっています☆ 毎週月〜日のクリックポイントに応じて、最大4000円がマドレボニータの支援となります。1000ポイント出た日はラッキー?!「クセになる」というクリック、あなたもぜひお願いします!

【マドレ☆タイムズvol.4】Madre Bonita DAY2013開催しました!

メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読登録受付中!(無料)
マドレボニータでは「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンを配信しています。
マドレボニータの教室・講座にお申込みの方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方にお送りする他、購読をお申込みいただくことでもお読みいただけます。
配信から1ヶ月を経過したバックナンバーは公式ブログに順次掲載いたします。

まだブログに掲載されていない最新号は、購読をお申込みいただいた方のみご覧いただけます(購読申込完了メールにて最新号特別公開ページのURLをお知らせします)。

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マドレ☆タイムズ

NPO法人マドレボニータ http://www.madrebonita.com
≪メールマガジンvol.4≫ 2013年9月20日(金)発行

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*このメールはマドレボニータの教室・講座にお申込みくださった方と
購読をお申込みくださった方にお送りする、
「マドレボニータのことがもっとわかる!」メールマガジンです。

ごあいさつ
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はーい。私ボニータよ。今日は和装で文机に向かってるわ。着物って脚閉じる
の基本じゃない?これだけでも内転筋鍛えられるから、尿漏れ対策にもお薦め
なのよー。…って、私開脚も好きだから、滅多に着ないけれどね。そして着て
も頭はアフロだけれどね。

先日は『Madre Bonita DAY 2013』に行ってきたわー。ゲストは豪華にも
まついなつきさん(エッセイスト・占い師)と窪美澄さん(小説家)のお二人!
なんでそんな有名な人が!?って、マコちゃん(あ、マドレの代表吉岡マコと
私は友人だからちゃん付けさせてね)とご近所友達なのよねー。

3人でマドレに関わる言説・・【1】マドレに行く人は勝ち組なのか?
【2】マドレは宗教くさい!?【3】生後210日ルールは子育て支援になって
いる!? の3つのお題でトーク展開。詳細はこの後の記事に譲るとして、
私ボニータが感動しちゃったのは、クラスOGのみなさんが土曜日お子さんを
預けてオシャレして六本木に繰り出してくれたこと。クラスで見るジャージか
らオサレなワンピースに!

そしてもっと感動したのは、開始前にみなさん声かけ合ってランチしたり、
終了後にお茶されたりしていたこと。こういう大きなイベントって、主催側が
懇親会用意していることが多いけれど、こうして自主的に連絡とり合って、
熱く語るクラスOGの方々を見て目頭熱くしていたわー!
次回はボニータにも声かけてね☆
(文責:ボニータ)
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≪Contents≫
【1】マドレな人々~正会員:三門久美子さん(後編)
【2】発掘★マドレスピリット
【3】"Madre Bonita DAY 2013" 開催報告
【4】11/8(金) パネルディスカッション開催のお知らせ
【5】入会メッセージのご紹介
【6】マドレボニータよりお知らせ

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【1】マドレな人々~正会員:三門久美子さん(後編)
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こんにちは!産後セルフケアインストラクターの竹下浩美です。
11月から産休に入る準備をしていますが...産後クラスが、そして仕事が
大好きなことを実感する日々です^^;

さて、マドレボニータに関わってくれる人々をご紹介するこのコーナー
『マドレ☆タイムズvol.2』で登場、正会員の三門久美子さん(くーみん)の
後編です。

前編はコチラ↓から『vol.2』でご覧になれます。
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=13079

前編では、クラスを受講後、正会員になったくーみんのインストラクターへの
憧れや、何で正会員なのか?というおもいが詰まっていましたが
今回は、どんな関わり方をしているのかと、その背景にある「おもい」です!

――クラスを卒業後、具体的に動き出したことはありますか?

資格を持って何かやりたい、その人の生活を支えるような仕事がしたいと
あらためて思ったので、元々興味があった介護を仕事にしようと
ヘルパーの資格をとって、非常勤で働きだしました。
仕事とマドレの活動と平行してやっていこう!という気持ちでした。

――マドレの活動はどうですか?

NECワーキングマザーサロン(以下サロン)のオフィシャルサポーターに応募
しました。でもその応募した3期の活動がスタートする直前、うつの初期症状
がでていて、チームのキックオフMTGも日程が決められずに、迷惑をかけて
しまって...本当にサロンに参画できるのかなぁとも思うくらい。。。

まだサロンの活動も始まっていないその頃の生活は、仕事が忙しくなり
仕事が終わったらお迎えに行き、家事をこなし...
その他の関わりがなく、職場でのコミュニケーションもあまりなく、
自分自身として誰かと話しをするという時間が皆無でした。振り返ってみると
数か月、夫ともすれ違いあまり会話もできていなかったんですよね。

「私、大丈夫かな?」と思って、心療内科に行ったら
初期のうつ症状と診断を受けました。初期なので薬の服用はなく、
2週間ぐらいお仕事はお休みしてくださいと言われました。

その時に、「私は何を大切にしなきゃいけないんだろう?」と
自分の中の棚卸しをしてみたんです。
その中に、家族・夫・マドレ...と出てきたんですよね(笑)。
そこから人付き合いまでも変わってきた。これをキッカケに、色んなものも
手放せたし、大事なものも見つけられた気がします。

仕事と家庭の往復で体調を崩してしまったこともあり
仕事・家庭...以外の「第3の場」があることのありがたさも感じています。

――なぜ、ヘルパーの仕事を辞めて、産後ドゥーラになろうと思ったんですか?

「産後」に関わりたい!という気持ちはずっと消えず、
Twitterで『産後ドゥーラ』の文字を見つけた時に
「やりたい」という気持ちをパートナーに伝えたんです。
はじめは「また仕事変えるの?もうちょっと頑張ってみれば?」という
反応でした。それが変わってきたのは、私のFacebookの投稿などで
本気度を見せられたからだと思っています!
(お話を聴いた時点では研修中。現在認定産後ドゥーラとして活動中です。
 ⇒「産後ケアのすまいる」 http://smile-doula.net/ )

――現在、マドレボニータ@ベイエリアとして活動されていますが
その活動はどうやって始まったんですか?

ベイエリアの人たちとの出会いは、果菜子先生のクラスの卒業生が
豊洲でランチ会を開催するということで、サロンで知り合いになった人に
「来ませんか?」と誘われたのがキッカケなんです。
その時に「豊洲でクラスの体験会など開催できればいいですね」という話が
出て、はじめは「そうですね~」という感じだったんです。
あまり乗り気でもなくて。

その後、キタカン☆ボニータ(※)が開催する、バランスボール体験会に参加
しました。その時、キタカンメンバーが次回どうする?こんなことやりたい!
など話し合っているのを目の当たりにして、仕事じゃなくてお金じゃなくて、
地域でマドレを大好きな仲間と、予定を組んで何かやるというのが本当に
楽しそうに見えて、その気持ちをお土産に持ち帰りました。

たまたま数日後の私の誕生日に、ベイエリアのメンバーのひとりが
「お誕生日おめでとう!」のコメントをくれて、そこに「ランチしましょう」
と書いてくれたので、日程を合わせ、その持ち帰った気持ちを話しました。
で、なにかやらない?と言ったら「やるやる!」とのってくれて
まずは体験会から開催することになったんです。

――バイタリティの源はなんですか?

1年間専業主婦として過ごした時期があって「自分がやりたいことをやれる」
ことへの喜びが大きいというのは、あると思います。

もともと、「〇〇ちゃんママ」という呼称への違和感をずっと感じていて
児童館でも、皆が「〇〇ちゃんママ」って名札に書いている中
私は一人苗字で書いていたくらい(笑)。だから、産後クラスで
自己紹介時「産後何か月」という表現をするのにガツン!ときたんです。

クラスのシェアリングで自分の気持ちを話しながら
「こうしなければならない」と思っていたしがらみから解き放たれた瞬間も
あり、こういうことをしているマドレボニータはすごい!と素直に感動して、
産後ケアを広めたい!という「おもい」が強くなったから、
現在の自分がいると思います。

2号に渡り、たっぷりお話を聞かせてもらいました!
改めまして、くーみん貴重なお話をありがとうございました。

卒業後にも色々な関わり方をしてくださっている方がいます。
今度はこれを読んでくださっているアナタに、お声がかかるかも~。
「クラス卒業後にこんな活動をしているよ!」の声もお待ちしています。
もちろん、自薦・他薦問いません!

【文責:産後セルフケアインストラクター 竹下浩美】

※キタカン☆ボニータ=マドレボニータの活動を北関東に広げるために
活動している会員さんのグループ。
http://blog.canpan.info/kitakanbonita/

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【2】発掘★マドレスピリット
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こんにちは。事務局スタッフの太田です。
マドレボニータは9月が年度末。Madre Bonita DAYが終わりましたが、
インストラクター&スタッフ合宿、今年度の総括に新年度の計画など、
これからまた忙しくなりそうですー!

さて、このメルマガの人気(自称)連載『発掘★マドレスピリット(*)』は、
マドレボニータの“プロフェッショナリズム”について書かれたブログ記事を
ご紹介しています。
(*)マドレスピリット=
マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神

私は事務局スタッフなので、吉岡が外部のセミナーやイベントなどで登壇し、
プレゼンテーションをするのを見る機会が今まで何回かありました。
そのときに、産後クラスの最終回の「集合写真」を見せながら
「この笑顔が当たり前だと思わないでほしいんです」というような話が出ると、
何回聴いてもぐっと心が揺さぶられます。

この笑顔が当たり前で、もともとこんな風に笑えるくらい心も体も元気な人が
集まるのがマドレボニータ、って思われてしまいがちなのですが、そうじゃ
ない!ということは読者のみなさまにはお分かりいただけると思うのですが…。
でもそれを周りの人に説明するのがなかなか難しかったりしませんか?

そんな方にぜひお読みいただきたいのが今回発掘したコチラの記事です!

▼『乗り越えてきたからこその笑顔』2008.6.18記(吉岡マコ代表)
http://madrebonita.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html

一部引用すると…
「マドレにくる人は、お母さんも赤ちゃんも
健康で元気で恵まれてるからいいですよね。」
と、ちょっと意地悪なトーンでいわれたりすることがあり、
それはとってもとっても心外で、残念です。

産後クラスに参加してくれる人たちは、
子どもも自分も健康で元気いっぱいで恵まれてて悩みもなくて
それでヘラヘラ笑ってるわけではありません。」

▼ぜひぜひ全文はこちらからご覧ください!
http://madrebonita.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html

この記事が書かれたのは5年ちょっと前。
「もちろん、そんな教室に足を運べないくらい弱っている人が
いることも知っています。」と触れられていますが、
そういう人は仕方ない…と諦めたわけではありませんでした。

この後2011年に「マドレ基金」が誕生、多胎児の母や障がいを持つ児の母が
受講しやすくなるしくみを立ち上げました。
まだまだ毎月利用いただける組数は限られていますが、
みなさまからのご支援のおかげで、来月受講分から5組→7組に増やします!

▼マドレ基金への支援・ご利用についてはこちらをご覧ください
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=5980

【文責:事務局スタッフ 太田智子】

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【3】"Madre Bonita DAY 2013" 開催報告
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こんにちは!産後セルフケアインストラクターの若菜ひろみです。
9月7日(土)、六本木のミッドタウンタワー内のスルガ銀行さま(d-labo)
にて『Madre Bonita DAY2013』を開催いたしました。
昨年、NPO法人創立5周年を記念して第1回目を開催し、大変好評だったので
今年も2回目として開催!満席での開催となりました。
当日お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。

☆当日の詳しいご報告は公式ブログをご覧ください。
http://madrebonita.blogspot.jp/2013/09/madre-bonita-day-2013.html

☆Twitter中継のまとめはこちら
http://togetter.com/li/561871
当日のTwitter中継を担当したインストラクターの仲井と小山が、
イベントの様子を抜粋してご紹介しています。

第1部は、代表の吉岡マコによるプレゼン。
「マドレボニータが提唱する『美しい母』文化とは?」
産後クラスでは、マドレボニータの団体としての取り組みをじっくりお伝え
する時間がとれないのですが、活動の背景や理念を代表よりお話させて
いただきました。

第2部・3部では、豪華ゲスト☆まついなつきさん(エッセイスト・占い師)と
窪美澄さん(小説家)をお招きして、代表の吉岡がお二人に公開ダメ出しを
もらうという新しい形のトークセッション。
冒頭のごあいさつでボニータさんも書いていますが、吉岡とゲストのお二人は
出会って15年になる、地域の友人なんだそうです。たくさんのことを共に
味わい、お互いにリスペクトし、信頼関係が築かれている3人だからこそ、
のトークが展開されました。ぜひぜひ、この詳しい内容はTwitter中継より
お読みいただきたいです!!

第4部は、「知る・語る・つながる」というテーマで、8つのグループに
分かれての分科会。どのグループも、まだまだ話足りない!という様子で、
終了後の交流会も引き続き盛り上がっていました。

Madre Bonita DAYには、産後クラスやにんぷクラスにご参加いただいた後、
初めて団体のイベントに参加した!という方も多くいらっしゃったようです。
ここでは、初めてマドレボニータのイベントに参加してくださったという
クラスOGのお二人のご感想もご紹介いたします。

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今、まさに育児が目の前にある中で、職場復帰を控えているのですが、産後
クラスとワーキングマザーサロンへ参加したことは、今後どういった形で
取り組んでいったらいいのか、という心持ちを考える機会になりました。
今回のイベントでは、子育てをある程度終えたあとはどうしていきたいのか、
ということを考えるきっかけになりました。自分がやりたいことを持っている
ということはもちろん大事だと思いますが、子育てが忙しいときもどうやって
続け、子育てが終わったときにも人生を楽しんでいる自分を目指していきたい
と思いました。
マドレのクラスに参加したり、さらにこういったイベントに来る方は、
マドレが好きな人が多いと思うんですけど、そういった方たちは、みなさん
前向きで元気で明るいなと思いました。こういったところに来れて、
エネルギーをもらった気がします。
(C.Yさん/吉祥寺クラス・高円寺クラスOG)

赤ちゃんが笑顔でのびのびと育てるよう産前・産後の母たちに寄り添い
支えていきたい。自分もたくさんの人に支えられた分、次の人にリレーする
ことで恩返ししたい。
でも、何をどこから?と悩んだり、なかなか一歩進めずにいましたが、
共感できるところの多いマドレボニータやマコさんの話をじっくりと
聞くことができ、失敗しても、断られても、前に進んでみようかなと
前向きな気持ちになれました。
まだまだ話足りない、聞き足りない感じで、もっと時間があればと
思いましたが、これからもできる範囲でマドレボニータと関わりながら、
自分の考えもじっくりと煮詰め、活動していきたいと思います。
今日はどうもありがとうございました!!
ずっと気になっていた産後白書もゲットできました!!
(S.Nさん/吉祥寺クラスOG)
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イベント後の交流会という貴重な時間の中、お話を聞かせてくださり、
どうもありがとうございました。またお会いできるのを楽しみに
しています!!

秋は全国のインストラクターと会員さんが、様々なイベントに出展します。
今回は、都内でのイベントということで、ご参加が難しかったみなさんも、
お近くで開催されるイベントがあったら、ぜひクラスOG仲間に会いに
遊びにきてくださいね☆
イベントの出展予定は、各インストラクターのTwitter、Facebookを
チェックしてください!

【文責:産後セルフケアインストラクター 若菜ひろみ】

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【4】11/8(金) パネルディスカッション開催のお知らせ
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マドレ★タイムズでははじめまして^^
マドレボニータ事務局の宮下ひかりです。

『Madre Bonita DAY 2013』の興奮冷めやらぬところではありますが、新たな
イベントのお知らせです!
これまでのマドレのイベントとは一味違った切り口で、パネルディスカッションを
開催いたします。

それは…
11月8日(金)に東京ウィメンズプラザフォーラムの一企画として開催する
パネルディスカッション『乳児期に本当に必要な子育て支援を考える』です。

パネリストは、
児童養護施設の副施設長で子どもの自立支援コーディネーターの早川悟司さん
と、和光市みなみ子育て支援センター長の榊原久子さん。
コーディネーターはマドレボニータ代表の吉岡マコが務めます。

11月は厚生労働省が取り組む「児童虐待防止推進月間」でもあります。
児童養護、子育て支援、産後ケアの専門家である3人に、それぞれが携わる現場
から見える風景を語ってもらうとともに、
虐待予防、夫婦の健全なパートナーシップ育成といった観点から、子育て導入
期を家族全員が心身ともに健康に乗り切るためにはどんな支援が必要かを考えて
いきます。

質疑応答の時間もしっかりとって、会場のみなさまからもたくさんご意見をいた
だきたいと思っています。ぜひふるってご参加ください!

【実施概要】

日 時:11月8日(金)14:00~16:30 ※13:45開場

会 場:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html

定 員:先着100名

参加費:1,000円

お子様の同伴について:
・生後180日まで(2013年5月12日以降生まれ)のお子様は
 ご一緒にご参加いただけます。
・生後181日以降のお子様は、託児(但し1歳~未就学児 若干名)をお申込み
 いただくか、信頼できる方にお預けの上、単身でご参加ください。

▼開催概要・お申込みは下記よりお願いいたします
 http://kokucheese.com/event/index/113823/

ご質問、お問い合わせは info@madrebonita.com へお気軽にお寄せください。
みなさまのお申込みをお待ちしております☆

パネルディスカッション担当:マドレボニータ事務局 宮下・太田

【文責:マドレボニータ事務局 宮下ひかり】

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【5】入会メッセージのご紹介
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=139
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マドレボニータでは会員(正会員・賛助会員・法人会員)を募集しております。
機関誌『マドレジャーナル(正会員限定)』や会報・メールレターをお届け
するほか、会員さん限定イベントや、プロジェクトへもご参加いただけます。
会員さん同士でチームを作って活動している地域も増えてきました。

現在、会員さんは先月末で360名。目標として500名!を掲げております。
先日のMadre Bonita DAYにて、その場で入会を決めてくださった方も。
賛助会員なら、会費は一日当たり6.8円から!
一緒に「産後ケア」が当たり前に受けられる社会を目指して活動しませんか?

こちらではご入会・ご継続くださった方からのメッセージをご紹介します。

◆1人目の産後にマドレに出会い早3年。それから会員になるかどうか存在を
気にしながらも、そこから何も動かずにいました。2人目の産後に改めて
クラスに通い、本を読み、マドレジャーナルに出会い、そしてまた会員に
なるかどうか考える日々・・・。
ここまで悩むくらいなら一度会員になろう!と思いました。3年越しの入会
です。よろしくお願いします。(相川 梓さん/東京都:正会員)

◆正会員になることで、意外と近くにいる会員さんに出会えるかも?と
ちょっと期待してます。近くにいなくても、何か世界が広がるような。
ちょっとワクワクしてます。(T.Mさん/静岡県:正会員)

◆産後ケアが、「産後クライシス」とかおっそろしいイメージではなく、普通
のことになればいいなと思っています。(宇賀 彰子さん/東京都:正会員)

◆悩むことにとっても不安や悲しさ、自分の無力さを感じていた日々。でも
産後ケアに参加して、母になっても、女性として考えること、悩むことを
やめちゃいけない、進んでいかなきゃと思えるようになりました。これからも
この活動を見ていけたらと思います。(木谷 宏美さん/愛知県:賛助会員)

◆初めての出産という一大イベントにおいて、にんぷクラスからマドレに出会
えた私は本当に幸せだな~と思っています。産後も自分を主語にしていられる
のも、マドレやそこで出会った仲間のおかげです!微力ながら、応援できれば
と思っています。(T.Yさん/東京都・賛助会員)

◆前々から賛助会員になるつもりでしたが、復職してズルズルそのままに
なってしまっていました。復職組のマドレOGのパワフルな活動ぶりにはいつも
刺激を貰っています。賛助会員になり、私も様々な活動で支援していけたらと
思っています。宜しくお願い致します。(A.Oさん/東京都・賛助会員)

▼会員制度の詳細・お申込みはこちらからどうぞ☆
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=139

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【6】マドレボニータよりお知らせ
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▼今年度の『NECワーキングマザーサロン』もあと2か月余!12/1(日)まで
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=12909

▼吉祥寺周辺の教室・講座情報はこちらから!
http://plaza.rakuten.co.jp/madrebonita/diary/201305280000/

▼全国約50ヶ所で開催中!『産後のボディケア&フィットネス教室』
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=112

▼妊娠したら『にんぷクラス』へ!
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=5297

▼社会的に孤立しがちな母親たちのクラス参加をサポートする
『マドレ基金』ご利用・ご支援のご案内
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=5980

▼本を処分されるときは『チャリボン』★古本でマドレボニータを応援できます
http://www.charibon.jp/partner/madre/

▼クセになる?!『gooddo』での毎日のクリックがマドレボニータの支援に!
http://bit.ly/14mpuso

▼過去の「ボニータの部屋」も読みたい!→メルマガバックナンバーページへ☆
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=13079

▼「オレンジリボン(子どもの虐待防止)運動」の支援団体になりました
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=13231

【編集後記】テーマ☆「◯◯の秋」

◎秋は個人的に一番好きな季節です☆(夏生まれですが!)美味しい食材豊富、
朝晩の涼しさ、紅葉・・それに加えて母の実家の地域では盛大なお祭りも!
町を挙げてお神輿がすんごい数出て、迫力あるお祭りなんですよ~@奈良。
そんなこんなで一言に絞れず・・盛りだくさんの秋!あ、読書ももっとしたい!
(卜部)

◎秋といえば子どもたちの誕生日・自分の誕生日が立て続けに、その合間には
2度の運動会、そして趣味の歌の定期ライブも開催と、まさにイベントの秋!
毎年慌ただしすぎてバテバテになるので、先週からジョギングを再開しました。
何と今年は「引越」まで入るので、体力第一で日々過ごしたいと思います★
(北澤)

◎「食欲の秋!」と言い切りたいのですが、私の場合、季節を問わず食べるの
が好きなので、却下。「走る秋」です!4人目産後に体力の著しい衰えに愕然。
春から細々走っているのですが、最近は「走りたい!」と目覚めるように。
ただ夜明け時間が遅くなり、走る時間帯迷走中(走るだけに)です。
(吉田)

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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
(マドレタイムズ編集部/卜部眞規子・太田智子・北澤ちさと・竹下浩美・
 仲井果菜子・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
【公式サイト】http://www.madrebonita.com
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【お問い合せ】info@madrebonita.com (事務局)
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2013年9月19日木曜日

乗り越えてきたからこその笑顔(【発掘★マドレスピリット】より)

こんにちは。事務局スタッフの太田です。


マドレボニータは9月が年度末。Madre Bonita DAYが終わりましたが、
インストラクター&スタッフ合宿、今年度の総括に新年度の計画など、
これからまた忙しくなりそうですー!

さて、メルマガ『マドレ☆タイムズ』の人気(自称)連載『発掘★マドレスピリット(*)』は、
マドレボニータのプロフェッショナリズムについて書かれたブログ記事を
ご紹介しています。
(*)マドレスピリット=
マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神

私は事務局スタッフなので、吉岡が外部のセミナーやイベントなどで登壇し、
プレゼンテーションをするのを見る機会が今まで何回かありました。
そのときに、産後クラスの最終回の「集合写真」を見せながら
「この笑顔が当たり前だと思わないでほしいんです」というような話が出ると、
何回聴いてもぐっと心が揺さぶられます。

この笑顔が当たり前で、もともとこんな風に笑えるくらい心も体も元気な人が
集まるのがマドレボニータ、って思われてしまいがちなのですが、そうじゃない!
ということは読者のみなさまにはお分かりいただけると思うのですが
でもそれを周りの人に説明するのがなかなか難しかったりしませんか?

そんな方にぜひお読みいただきたいのが今回発掘したコチラの記事です!


『乗り越えてきたからこその笑顔』2008.6.18記(吉岡マコ代表)

(前略)

子どもがいて、じぶんのやりたいことをがんばって実現して、
っていう人を紹介したりすると・・・


「マドレにくる人は、お母さんも赤ちゃんも
健康で元気で恵まれてるからいいですよね。」
と、ちょっと意地悪なトーンでいわれたりすることがあり、
それはとってもとっても心外で、残念です。


産後クラスに参加してくれる人たちは、
子どもも自分も健康で元気いっぱいで恵まれてて悩みもなくて
それでヘラヘラ笑ってるわけではありません。


むしろ、いろんな逆境にある人もいっぱいいます。
病気の子や障害児の親もいるし、
乳飲み子抱えて離婚したばっかりの人もいる。


また、たいして逆境にあるわけじゃないのにウツになれば
「恵まれた環境にあるのにワガママよ」と同情もされずむしろ批判され、
余計に落ち込んで・・・という状態で来る人もいます。


でも、そういうときだからこそ、体力が必要だし、
そういう人たちだって訓練すれば体力、筋力を身につけられる
っていうことをインストラクターたちは知っていて、
その人たちの可能性を信頼しているからこそ、
容赦せずに、エクササイズをしてもらうし、シェアリングもする。


そして、その結果、体力がつき、逆境にあっても、
悲劇のヒロインにならずに、
その体験から学ぶことができるのだとおもいます。


だから、教室に足を運んでくれる母親たちのあの笑顔の裏には、
いろんな葛藤があり、いろんなドロドロもあり、
それを乗り越えてきたからこその笑顔だから、
彼女らの笑顔は美しいのだとおもってます。


もちろん、そんな教室に足を運べないくらい
弱っている人がいることも知っています。
そういう人のために、鍼灸師のような方がいらしたり、
病院というものがあるのだとおもいます。
そこは、それぞれがお役目を果たせるといいとおもいます。


また、そういういろいろな大変なことを乗り越えて、
仕事でやりたいことができている人というのは、
元気で余裕があるからやれているわけではないのです。


「自分が出会ってしまった問題意識」から目をそむけられず、
動かずにはいられない、やらずにはいられない、
という自分のなかの必然性があってやっているわけで。


それは、いろんな問題を見て見ぬふりせずに、
ちゃんと自分の目で、その目を曇らせずにしっかり見てきたからこそ、
ほんとにやりたいことに出会えて、やれているのだとおもいます。


そして、やりたいことをやるためには、
みんな並々ならぬ努力をしているのであり、
(でも本人はそれを努力とは呼ばないことが多いけれど)
そのために、ひとに頭をさげて、子育てを手伝ってもらったり、
っていうことも面倒くさがらずにやっている。


そういう、ひとつひとつの努力は、あまり外には見えないから、
ただ恵まれてる人なだけに見えちゃうのかもしれないけど。


子育てに関することって、ほんとに表面だけみてると、
いろんなものを見誤ることが多いから、
本当に気をつけなければいけないとおもう。

***ここまで

この記事が書かれたのは5年ちょっと前。
「もちろん、そんな教室に足を運べないくらい弱っている人が
いることも知っています。」と触れられていますが、
そういう人は仕方ないと諦めたわけではありませんでした。

この後2011年に「マドレ基金」が誕生、多胎児の母や障がいを持つ児の母が
受講しやすくなるしくみを立ち上げました。
まだまだ毎月利用いただける組数は限られていますが、
みなさまからのご支援のおかげで、2013年10月受講分から5組→7組に増やします!

マドレ基金についてはこちらをご覧ください


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【文責:事務局スタッフ 太田智子】