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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2015年12月2日水曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2015年11月【1】吉祥寺(金)/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母



産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2015年11月は、13組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2015年11月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は372件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。

A.Nさま

2015年11月吉祥寺(金)教

受講事由:妊娠22週以降に連続45日以上入院した母

妊娠18週から切迫流産、早産のため入退院を繰り返し36週までの安静生活に
よって体力は落ち、母親学級にも一度も参加できなかったため
ママ友も増えず辛い妊娠生活をすごしました。
出産後、先にマドレを経験していた友人からマドレを勧められましたが
もともと人見知りということもありますが、入院生活を複数回経て
なんとなくキラキラしたママの中に入って行くのもなかなか気が進まず
「考えておくー」と言ってそのままにしていました。
少し赤ちゃんに慣れてきて自分に余裕ができてきた頃、友人が
心と身体が元気になるから是非参加した方が良い」何度も勧めてきたため、
そこまで勧めるのであれば体力作りと他のママたちと少しでも交流できればいいな
という思いから試しに行ってみようと申し込みました。
参加するまでは妊娠中が辛かったから順調に出産した他のママたちと普通に話せるのか、みんなに馴染めるのかと不安が強くあり、初日は1時間のエクササイズが
果てしなく長い時間に感じたりシェアリングはガチガチに緊張して時間が過ぎましたが、なんだか終わったあと気持ちがほっこりしていました。
2週目からは通うことが楽しくなり、徐々に身体を動かすことの気持ちよさと
人と話したり触れ合うことの楽しさが増してきて、身体を動かして体力を
つけることはもちろんですが、他の色々なママたちの話を聞いたり、
自分の話を人に聞いてもらうことがとても新鮮で時間があっと言う間に
過ぎていました。第一子のママとは悩みを共有し、
2人目のママからは色々な経験を教えてもらうことができたり、
パートナーシップだったり人生だったり、普段何気なく過ごしている時には
深く考えないことについて考える機会をもてたことも貴重でした。
そしてどのママたちもキラキラとした毎日を過ごすだけでなく色々考えたり
悩んだりしながら生活してきてたんだなーと思い、気持ちが楽になりました。
自分がママでいることばかり考えていましたが、ママとしてだけでなく
1人の私として話ができることってなかなか無いし、友人の言っていた
『心と身体が元気になる』っていう表現はとても的を得ていると思え、
もっと早く人の中に入っていくことに勇気を出していれば、産後の生活が
より有意義にすごせたのだろうなと思いました。
私のように入院生活を経験したり、辛い経験をしてきた方には
より他の人との関わりが大事だと思うので、
産後ケアバトン制度はとても良いものだと思います。
このような機会を経験させてもらえたことをとても感謝しています
ありがとうございました。
***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月17組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。
このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。