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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2016年3月16日水曜日

【受付中!追記あり】NICU・GCU入院児の両親のための講座(参加費無料:5/15・7/24・9/11)

こんにちは。マドレボニータ事務局スタッフの太田智子です。



現在、毎月20組前後の産後の女性をサポートしている「産後ケアバトン制度」

その「産後ケアバトン制度」が、新たなサポートに取り組みます。
「NICU・GCU入院児の両親のための産後セルフケア&退院後を考える講座」の開催が決定しました!(参加費無料:5/15(日)・7/24(日)・9/11(日)

お申込み受付を開始しております。

※NICU…新生児に特化した専用の集中治療室
※GCU…NICUで治療を受け、低出生体重から脱した赤ちゃんや状態が安定してきた
赤ちゃんが移動して引き続きケアを受ける部屋

病児保育や障害児保育に取り組む認定NPO法人フローレンスさまにもご協力いただき、マドレボニータの産後ケアプログラムの3つの柱(有酸素運動、シェアリング、セルフケア)に、フローレンスの障害児保育事業部の方からの「退院後の子育てのヒント」についてのお話が加わった120分のカップル向け単発講座となっています。


【1】産後ケアバトン制度の対象でありながらも「産後のボディケア&フィットネス教室(4回コース)」へのご参加が難しい状況にある方々にも、産後の心と身体のケアを届けたい。

【2】カップルで産後のリハビリにとりくみ、「退院後のヒント」をともに学び、2人で思いを分かち合う機会をつくりたい。

そんな思いをもって企画しました。

ご参加いただけるのは以下に該当する方です。
  • 赤ちゃんが「NICU」または「GCU」に入院中で、退院後も医療的ケアが必要な見込みのカップル
  • 在宅でお子さん(概ね3歳くらいまで)の医療的ケアをされているカップル
  • お子さん(概ね3歳くらいまで)が重症心身障害児のカップル
※医療的ケアとは…”たんの吸引”や”経管栄養”など、日常的に必要な医療的援助のこと
※重症心身障害児とは…重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態にある子どものこと


女性は産後2ヶ月目以降で、お医者様から運動の制限の指示を受けていない方が対象となります。

実は、講座実施にあたっての一番の懸念点は
「この情報を必要とする方に届くかどうか」
です。

どうかみなさまにもぜひ情報の拡散にご協力いただきたく、お願いいたします。
こちらのブログのページ(URLは http://madrebonita.blogspot.com/2016/03/kyoudou.html  )をSNSなどでシェアしてください。
チラシもご用意しておりますので、掲示や設置にご協力いただける病院のご紹介も大変ありがたいです。




<開催日時>
2016年
5月15日(日)【受付終了しました】
7月24日(日)【受付終了しました】
・9月11日(日)
※3回とも同じ内容です。ご都合のよい1日を選びご参加ください
・時間は全て10:00〜12:00です。

<定員>
各回 8組16名(事前申込制・先着順)
※本講座は大人のみでご参加ください
※カップルでのご参加をお勧めしますが、単身でもお申込み可能です。

<会場>
子育て支援施設 グロースリンクかちどき 『マナViva!』
東京都中央区勝どき1-3-1アパートメンツタワー勝どき1F

アクセス
・都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩2分
・都バス「勝どき橋南詰」停留所徒歩1分
※東京駅丸の内南口から都バスで約20分
※新橋駅から都バスで約10分


<参加費>無料
この講座は「合同会社西友」さまからの「産後ケアバトン制度」への助成により企画・運営されています

<講師>
吉田紫磨子・小山史未子(マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター)
認定NPO法人フローレンス 障害児保育事業部 事務局

<お申込み>
▼こちらの申込フォームよりお願いします
http://bit.ly/1RDgQfS

<お問い合わせ先(チラシ配布に協力いただける病院についてのご連絡もこちらへ)>
info★madrebnoita.com ←★を@にかえて送信してください。


★講座開催に関しての補足(4/1追記)

多くの方が今回の講座を応援くださり、情報を拡散いただいています。
本当にありがとうございます。

また、今回の講座がお子さんの同伴なしの「両親のみ」での参加となっていること、託児や保育がついていないことについて、「それでは参加は難しいのでは」というご指摘もいただいております。

「託児」については、私どもも体制と整えたいと考えつつ、今回は見送った経緯がございます。その経緯と今後の展望について補足としてお伝えします。

また、両親での参加については「お一人の参加も可」と明記するようにいたしましたので、こちらについてもご報告いたします。(つまり夫婦どちらかがお子さんをみていて、どちらかが講座に参加する、ということも可能)

本講座は、合同会社西友さまに助成の申請をするタイミングより、障害児保育問題の解決に取り組む「認定NPO法人フローレンス」さまにご協力を仰ぎ、助成決定後はキックオフからメンバーに入っていただいております。

企画は、対象をより明確に設定することからスタートしました。

今回は講座名に「NICU・GCU入院児」としましたように、主な対象としているのは、まだお子さんが入院をされているご両親、としております。

これは、従来の産後ケアバトン制度でも、お子さんが入院されている方のご参加が大変少ないことを受け、こうした状況の方々に産後のリハビリの機会をもっていただくにはどのような形式が考えられるかどうかということを模索して、設定いたしました。
そのため、今回はお子さんが入院されているので、基本的に大人のみの参加となる場、との想定からスタートしました。

しかし、在宅で医療的ケアをされている方でもこのような講座を必要としている方がいるしれない、という意見もあり、結果、講座名には含んでいませんが、対象には含む、としました。

これを検討したタイミングで、在宅で医療的ケアが必要なお子さんや重症心身障害児の託児の実施を検討しましたが、さまざまな状況・状態であるお子さまを複数名、事前の詳細面談などが難しい中、当日お子さんをお預かりするという体制をとることが、安全を担保できないということで、実施したい要素ではありましたが、今回は見送ることといたしました。

以上のような事情があり、私どもも、対象となる方にとって参加のハードルとなってしまう要素がある状態であるということは認識しているものの、全てが初めてだらけの中で、できることを最大限選んだ、という状況です。

一方、「カップルのどちらかが単身で参加もOK」という点は、体制を大きく変えずともできることですし、実際ご希望があった場合にはお受け入れしようと考えておりましたので、それをご案内で明記するように変更しました。

ご両親が両方ともお子さんから離れて講座に参加することができるかどうかは、お子さんのご状況、入院されている場合は病院のルール、病院や自宅から会場までの距離などで異なると思います。
両親でご参加いただくことを講座の内容としてはお勧めしますが、両親のどちらかなら参加できるのに…という方にはお一人でもぜひお越しいただきたいと思っています。

なお、今回の会場は医療機関ではありませんが、NICU・GCUのある病院内でこの講座が実施できると、入院児のご両親が揃って参加しやすいのでは?と考えております。
現在、医療機関へ今回の講座の告知協力をお願いしているところですが、趣旨にご賛同いただける施設へは、今後の会場提供のご意向もお伺いしてまいります。

いただいているご指摘の内容は、フローレンスさまを含めた企画メンバー、
マドレボニータの理事・スタッフ・インストラクターにも随時共有しています。
講座実施体制へのご要望をいただけるのは、この取り組みへのご期待をいただいて
いるからこそと感謝しております。

今回の講座は、託児の準備がない点などどうしてもクリアできない点がありますが、

もしもよろしければ、拡散にもご協力いただけましたら大変ありがたいです。


NPO法人マドレボニータ 事務局次長 太田智子
  


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