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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2015年9月16日水曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2015年7月【3】小竹向原/早産児・低出生体重児の母&産前入院した母


産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。
※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。

2015年7月は、11組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2015年7月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は314件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。


佐藤 幸恵さま
2015年7月小竹向原教室
受講事由:早産児・低出生体重児の母 妊娠22週以降に連続45日以上入院した母

私は早産体質なため、妊娠3ヶ月から家事厳禁の自宅安静をし、7ヶ月からベッド上安静で入院して出産しました。妊娠期間の殆どを寝たきりで過ごしていた為、筋力や体力が大幅に落ちてしまい赤ちゃんを抱く事が出来ず、産後はリハビリの追加入院をした程でした。


しかし、体力や筋力はそんな直ぐに戻る訳ではなく、オムツ替えの姿勢さえ保てず休憩を挟む始末。本当にしんどかったです。日常生活をする中である程度の体力や筋力はつきましたが、まだ走ったりは出来ません。筋力がないとこんなにも身体って言う事を効かないんだなって実感しました。


そんななか、マドレボニータは友人からの誘いがあり一緒に受講しました。バランスボールに乗る事があんなに運動になるなんて、受講するまで知りませんでした。しかも赤ちゃんの授乳をしながら楽しく簡単に出来て、こんなに素晴らしい運動はないなって思いました。


初回に講師の方から、今日は帰宅してから家事にやる気が出たりはかどったりしますよ~と言われましたが本当で、物凄く身体の調子が上がり前日とは別人ではないか?と言う程家事が進んだのを覚えています。そして、実は赤ちゃんを抱っこしてバランスボールに乗ることは、受講後上の中学生、高校生の子や夫もしていて、寝かしつけに最高!と絶賛です。

このクラスに参加し他のママ達と会話が生まれたことで、母としてまた女性としての様々な共感を得つつ、身体の調子をあげる事が出来て良かったです。誘ってくれた友人にほんに感謝しています。

知っていれば、もっと早くに受講したでしょうから、入院中にこの団体を知る事が出来るように将来なると良いなと思います。有難うございました。


***


マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。

みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月17組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=7544
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
https://www.dropbox.com/s/wzxdq6exs9x1630/SangocarebuttonNEWS201408.pdf?dl=0
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。

このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。