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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2015年10月25日日曜日

【マドレストアだより】「休日イクメン」の落とし穴?

「平日は家事も育児もまかせっきり。だから今日は俺にまかせて、外出しておいでよ!

そう言って妻を送り出したものの、母親の姿が見えなくなった瞬間泣きまくる赤ちゃん、
慣れないミルクの調乳、比較的得意なはずの料理にも集中できず、はっと気づいたら夕方。
あれ、そういえばオレ、洗濯物干し忘れてた!?
そして、妻が帰宅する頃には、「おかえりー」の笑顔も出ないほど疲れ果てて・・・

そんな経験をお持ちの男性、案外多いのではないでしょうか?
愛する妻や子どものために、と思っていたのに、想定をはるかに越える「うまくいかなさ」の連続。

かなりの衝撃体験です。
でも、もしかしたらその「うまくいかなさ」こそが、夫婦のパートナーシップを深めるチャンスかも
しれません。

女性側からは、こんな声もあります。
ーーー
 父親学級や両親学級で、男性に出産や産褥期のエピソードを聞くと、
「名付け」「赤ちゃんの便のこと」「寝かしつけのこと」などの話が出てきます。
育児に積極的に関わっている男性にこそ多いエピソードです。

でも、女性が望んでいるのは育児そのものよりも、
実はコミュニケーションや「大変さの共有」なんです
 ドヤ顔で完璧に家事・育児をされるよりも、

1人っきりで育児をしている時間の大変さを理解して、
一緒に弱音をはいて、2人でお手上げになって周囲にヘルプを求めてくれること。
どんなに寝かしつけが上手なパートナーよりも、
一緒にヘトヘトになってくれる方がありがたいのです。
もちろん、一緒に音を上げるからこそ、「赤ちゃんのかわいさ」も共有できます。
(『産褥記3』より)
ーーー
疲れて不機嫌になったり、

「やっぱりママがいないとダメだな」とあきらめる必要はありません。
むしろ、「育児」というかけがえのない体験を妻と分かち合うチャンスです。
「抱っこしてたら全然家事できなかったよ!」と一日の様子を話したり、

「いつもこんな風?」と普段の妻の生活を聞いたりしてみてください。

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