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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2016年7月20日水曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2016年5月【2】二子玉川/多胎児の母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2016年5月は、17組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2016年5月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は465件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



竹生 美穂さま

2016年5月二子玉川教室

受講事由:
多胎児の母
***
子供が3歳になるギリギリ前の月でようやく参加させていただけることになりました。このような機会を頂けたことに本当に感謝しております。

3歳になる双子(一人が医療ケア児でした)と4か月の赤ちゃん、三児の母です。

妊娠中に3か月入院し、29週で双子を出産。

出産後は歩くのも困難なほど筋肉が落ちましたが、2か月半、
子供がNICU/GCUを退院するまで電車を乗り継ぎ毎日病院に通いました。

子供が退院後は3か月自宅で生活をしていましたが、

双子の兄が未熟児ならではの病気になり、生後5か月で気管切開、
5か月間母子同室で入院、1歳になる前の月にようやくまた自宅に戻り
家族そろって生活できるようになりました。
その後は人工呼吸器をつけての生活が1年、昨年末に気管切開チューブを卒業し、

ようやく今年の春に双子そろって保育園に通える事になりました。

長くなりましたが、、妊娠前から通いたいと思っていたマドレの講座に

3年かけてようやく通える状況になりました。
何かプラスになることがあるだろう!と漠然とした気持ちで

レッスンに通いましたが、期待以上だったなと感じています。
何を喋っても大丈夫!という雰囲気はマドレならではかなと。
インストラクターの先生や同じクラスの皆さんに感謝しています。

医療ケアが必要な親御さんに向けた講座や産後ケアバトン制度のよりよい改善

など、私で力になれることがあればぜひまたお声がけください。
一人でも多くの方がこの制度を利用してプラスになればよいなと思っています。
***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月17組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。
このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。