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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2017年9月20日水曜日

【マドレ☆タイムズvol.52】なぜ?2つ目の養成コースが生まれた理由

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マドレ☆タイムズ

NPO法人マドレボニータ
http://www.madrebonita.com
≪メールマガジン vol.52≫
2017年9月20日(水)発行
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*このメールはマドレボニータの教室・講座にお申込みくださった方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方、メールマガジンの購読をお申込みくださった方にお送りする、「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンです。

≪Contents≫
【1】マドレな人々 ~高村和明さん【前編】~
【2】インストラクター養成コースより ~ 2つの養成コースが生まれた背景 ~
【3】NECワーキングマザーサロンNEWS ~ サロンに初参加したメンバーの想いと10月の開催予定 ~
【4】10/15(日)「ママボラン」イベント(パーソルホールディングス)
【5】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】好きな(お勧めの)舞台、ライブパフォーマンス

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【1】マドレな人々 ~高村和明さん【前編】~
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今月号の「マドレな人々」は、男性の登場!高村和明(たかむら かずあき)さんです。
ボールエクササイズ指導士1期で現在育休中の高村由美子さん(ゆみちゃん)のパートナーでいらっしゃる高村さん。第2子の産後にご自身も育休を取得、また「マドレ式産褥ヘルプ」を実践し、産前・産後の変動期を乗り越えられました。

今回は夫として、「高村家産後プロジェクト」のマネージャーとして、アクションされたこと、感じられたことをお伺いいたします。インタビュアーは高村さんと地域での関わりもあり(お勤め先近くに住んでいます)、実際高村家の産褥ヘルプにもお伺いした太田智子(本メルマガ編集部員)です。

【マドレ式産褥ヘルプとは】
親世代を頼った産褥期の養生が難しくなり、夫婦2人で乗り切る家庭が増えています。そこでマドレボニータでは、産後をみんなで支える取り組み「産褥ヘルプ」を提案しています。友人同士、地域の人たちで、高価なお祝い品を贈る代わりに、時間と手を少しずつ差しのべる。これは、サービスや制度だけではなく、「文化」で解決しようという試みです。産褥ヘルプについてもっと詳しく知りたい!という方は『産褥記3』をどうぞ★
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=78549404

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ーー自己紹介をお願いいたします。

高村和明です。妻、長女3歳、長男0歳の4人家族です。
「HITOTOWA INC.(人と和のために仕事をし、企業や市民とともに、 都市の社会環境問題を解決します)」という会社に勤めております。現在は、東京にある「ひばりが丘団地」エリアのエリアマネジメントを推進する「一般社団法人まちにわひばりが丘」から事務局業務の委託を受けて、まちづくり・コミュニティづくりに関わっています。


ーーマドレボニータとの今までの関わりを教えてください。

現在の会社で、ある子育て系イベントの講師をこやまっちん先生(小山史未子インストラクター)に依頼したことがあり、活動を知りました。ダンスが好きな妻にマドレボニータを紹介し、第1子の産後に「産後ケア教室」に参加して心身のリハビリをすることができました。その後、彼女がボールエクササイズ指導士に…とご縁が深くなっていきました。


ーーパートナー第二子のご出産にあたり、ご自身のお仕事をどのように調整されましたか?

産前は、パートナーが絶対安静で産前の管理入院もあったため、上の子との二人暮らしと保育園の送り迎えも経験しました。
育休は出産から6週間取得し、「マドレ式産褥ヘルプ」を実施。全体統括と調整役を担当しました。
育休明け以降も、定時で帰宅、寝かしつけ後にテレワークするなど、時間の使い方を変えて夫婦でのチーム育児に切り替えました。

それ以前はほとんど妻のワンオペ育児になってしまっていました。妻の第一子育休からの復帰後も、朝の家事や保育園への送りのみを自分の家事分担と位置づけ、遅く帰ることばかりだったんですよね。


ーー職場の上司や同僚の方の反応はいかがでしたか?珍しがられましたか?また、コミュニケーションや仕事の進め方で工夫されたことがありましたら教えてください。

上司は快諾してくれました。育休中の引き継ぎ・穴埋め方法などについてよく相談できたのがありがたかったです。
メンバーは自分が一時的に不在になることに対して不安が大きいようでしたが頑張ってくれました。単にいなくなることだけを説明するのではなく、各々が成長のチャンスであるということを、間接的に伝えるようにしてモチベーションを維持してもらえるように努めました。
また、育休中も音信不通にはせず、外勤しているようなイメージ。普通に連絡を取れる状態にしていました。


ーーなぜ「産褥ヘルプ」で今回の産後を乗り切ろうということになったのですか?また準備において「ここがターニングポイント/準備が加速するきっかけ/自分の気持ちが変わった」というような取組やエピソードがあれば教えてください。

産褥ヘルプをしようと思ったのは、長女が保育園に通っている上に、介護とのダブルケアの状態であり、実家で産褥期を過ごすことが実質的に無理だったことが大きいです。
産褥ヘルプ実施にあたっては、ボールエクササイズ指導士の同期がいろいろ協力とツッコミを入れてくれました。産前に「キックオフ会議」を行って、夫婦でのコミュニケーションが取れていないことを指摘されてから、いろいろと夫婦で深く話すようになり、準備が加速しました。
さらに、管理入院開始の予定日が近くなりお尻に火がつきました(笑)。

***
いかがでしたか?今回の前編では産褥ヘルプに入るまでを中心にお伺いしました。来月の後編では、実際にヘルプを実践してみて印象に残ったことや「産後」に取り組むことが仕事に活きると感じる点などについて伺います。どうぞお楽しみに★

【文責:マドレボニータ事務局 太田智子】

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【2】インストラクター養成コースより ~ 2つの養成コースが生まれた背景 ~
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『ボールエクササイズ指導士』養成コース2期生は、現在3名が教室という現場に入りながら学び、体験会を通してデビューの準備をしています。体験会の情報や研修の様子、また現在一時中断中の養成コース生の状況については養成ブログで紹介していますのでご覧ください。
http://madreyouseiteam.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html

今回は、マドレボニータの2つの養成コースについて少しご紹介したいと思います。
マドレボニータでは『ボールエクササイズ指導士』『産後セルフケアインストラクター』という2つのインストラクター養成を行っています。

マドレボニータの産後ケアプログラムといえば、有酸素運動・コミュニケーションワーク・セルフケアという三本柱をお伝えする、週1日×4回の『産後ケア教室』(4回コース)。その教室の担い手となる『産後セルフケアインストラクター』になるには、3つの柱を同時に3ヶ月間で習得する必要があります。インストラクターの土台となる体を作りながら、同時にプログラムを伝えるスキルを習得する。これが、養成コース生にとっては非常に大変な道のりでした。

それでも、確実に『産後ケア教室』の担い手を増やしていきたい!
そこで私たち養成チームが考え出したのが『ボールエクササイズ指導士』養成コースです。
まず土台となる身体スキルを作りあげ『産後のバランスボール教室』(単発レッスン)を開催する。『産後ケア教室』(4回コース)を開催したい!と思ったら、また『産後セルフケアインストラクター』養成コースに入りスキルを習得できるという仕組みです。

2018年5月よりスタートする養成コースは、この2つのインストラクター養成どちらも行う予定です。
まだインストラクターのいない地域にも、産後ケアを必要としている方は必ずいます!
「あの人インストラクターに向いてそうだなぁ」そんなご友人のお顔を思い出したら、ぜひマドレボニータのサイトを紹介してください。

▼ボールエクササイズ指導士養成コースについて
http://balltrainermadrebonita.strikingly.com/
▼産後セルフケアインストラクター養成コースについて
http://madrebonitatraining.strikingly.com/

次回は、2つの養成コースの具体的な内容を紹介したいと思います。

【文責:産後セルフケアインストラクター 竹下浩美】

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【3】NECワーキングマザーサロンNEWS
~ サロンに初参加したメンバーの想いと10月の開催予定 ~
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今期の広報チームには、サロン未経験で、運営側に飛び込んでくれたメンバーが2人います。それぞれのメンバーが、初めてサロンの輪の中に入り、2時間を過ごした感想を投稿してくれました。

「赤ちゃん連れOKと書いてあるけど、本当に大丈夫?」
「妊婦だけど、サロンに参加してもいいのかな?」
という疑問にもお答えしている内容です。ぜひご覧ください♪

◎はじめてのサロン わたしが感じたこと(広報チーム/ぐんちゃん)
動きが活発になってきた生後6か月の息子くんを連れて参加したぐんちゃん。
ドキドキしながら、どんな2時間を過ごし、気づきを得たのでしょうか?
ぐんちゃんのオリジナルイラストにもご注目ください★
http://blog.canpan.info/wms/archive/2074

◎自分の気持ちを整理する場としてのサロン(広報チーム/のだまちゃん)
妊婦という立場でサロンに参加してくれたのだまちゃん。
【参加した時の妊婦としての気持ち】と【産後の今、振り返った時の気持ち】を率直に書いてくれています。ちなみに、サロン翌日に出産されました!
http://blog.canpan.info/wms/archive/2084

今期のサロンも残り2ヶ月強。
「そのうち行こう~」と思っていたら、「サロンが終わっていた・・・」という声を毎年伺います。
ぜひ行けるときに足を運んでみてくださいね!

◎10月の開催予定 (9/19現在)◎
●10/ 1(日)9:45-11:45 東京都目黒区
●10/ 4(水)11:00-13:00 栃木県宇都宮市
●10/ 5(木)10:30-12:30 東京都品川区【満席・キャンセル待ち受付中】
●10/ 6(金) 9:45-11:45 東京都府中市
●10/ 7(土)9:45-11:45 北海道北見市
●10/ 7(土)9:45-11:45 東京都台東区
●10/ 8(日)16:45-18:45 東京都江戸川区
●10/14(土)9:45-11:45 東京都大田区
●10/14(土)10:00-12:00 愛知県一宮市
●10/20(金)9:45-11:45 北海道北見市【10/2受付開始予定】
●10/27(金)10:00-12:00 岐阜県岐阜市【9/27受付開始予定】
●10/28(土)9:45-11:45 神奈川県川崎市【10/6受付開始予定】
●10/28(土)9:45-11:45 東京都豊島区【9/28受付開始予定】
●10/29(日)9:30-11:30 静岡県掛川市

10月の開催予定、詳細はこちら
http://blog.canpan.info/wms/archive/2072

最新の情報はFacebookやブログでご確認ください!
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【文責:NECワーキングマザーサロン全体サポート 広報チーム 金丸亜由美 】

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【4】10/15(日)「ママボラン」イベント(パーソルホールディングス)
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マドレボニータの「取り組むケア」で産後の心身のリハビリに取り組み、社会復帰への第一歩を踏み出した後…復職までの期間に何をしよう?
ここ数年、育休中の女性向けの勉強会やボランティア活動など、復職への準備につながる活動の場がどんどん増えています。

この度、新しい過ごし方が増えました!パーソルホールディングス株式会社さんが始められた「ママボラン」です。
「ママボランは、育休中の不安を自信に変える、ボランティアを通じたキャリア支援プログラムです」(公式サイトより)
この「ママボラン」のサービス開始を記念したオープニングイベントに、育休中の女性を支援する活動をしている団体の一つとしてマドレボニータが登壇いたします。
ママボラン受け入れを希望する企業・団体の担当者や当日の参加者同士、登壇者、またパーソルキャリアのキャリアアドバイザーとも交流できるそうです。
ぜひご関心ある方はお申し込みください!会場でお待ちしております。
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ママボラン オープニングイベント~育休をブライトに~
仕事も育児も楽しむワーキングママになるための育休の過ごし方【無料】
日付/2017年10月15日(日)
時間/13:00~15:00(12:30~受付)
場所/パーソルホールディングス株式会社 外苑前オフィス
申込〆切/10月9日(月)
▼イベントの詳細・お申込みは
https://www.mamavolun.jp/seminar/index.html

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【5】マドレボニータよりお知らせ
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☆『まどれ暦』にて全国のマドレ関連の講座・イベントを一覧でお知らせしています。
 ぜひチェックしてご参加ください!
http://madrebonita.blogspot.jp/2015/09/2015910.html

☆『マドレ基金:産後ケアバトン制度』ご利用・ご支援のご案内☆
以下にあてはまる方は「産後ケア教室」受講料の全額補助や介助ボランティアによるサポートが受けられる場合があります。

多胎児の母/ひとり親/障がいのある児の母/早産児・低出生体重児の母/出生後から生後180日の間に連続21日以上入院中または入院した児の母/10代の母/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母/東日本大震災で被災し、避難中の母

▼『マドレ基金:産後ケアバトン制度』詳細はこちらからどうぞ
https://www.35.madrebonita.com/madre-carebaton

☆会員制度のご案内☆
マドレボニータでは会員(正会員・賛助会員・法人会員・マドレ応援団)を募集しております。
機関誌『マドレジャーナル(正会員限定)』や会報・メールレターをお届けするほか、会員さん限定イベントや、プロジェクトへもご参加いただけます。

▼会員制度の詳細・お申込みはこちらからどうぞ
https://www.35.madrebonita.com/get-involved

☆「妊娠した」と聞いたらご紹介ください!アプリ「ファミリースタート」
マドレボニータの産後ケア教室がお近くにない方も、セルフケアや産後の過ごし方を事前に知って準備しておくことができます。
▼アプリご紹介サイトはこちら。ぜひダウンロードしてみてください。
http://www.35.madrebonita.com/familystart

【編集後記】テーマ「好きな(お勧めの)舞台、ライブパフォーマンス」
◎この夏、小学2年生の娘と観に行った『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』、素晴らしかったです!主役のビリー少年は1400人近くから1年以上かけて育成しながら選ばれていて、彼ら自身がビリーの夢を体現しているかのよう。「子どもなのにすごい」ではなく、人としてすごいです!もう間もなく東京公演は終わってしまいますが、一人でも多くの方に観ていただきたいです。(太田智子)

◎キャストを替えて何度も再演されているブロードウェイミュージカル『シカゴ』。何年か前に観たのですが、手足の長い、長すぎるダンサーたちの肉体美・筋肉美にただただ釘付け!かなり前の席だったのでかぶりつくように最後まで堪能しました!当時ただ一人の日本人として出演していた大澄賢也さんのカッコよさに驚いたのも覚えています☆(中桐昌子)

◎平田オリザさんのこまばアゴラ劇場支援会員になっていて、青年団の芝居は足繁く通ってます。圧倒的リアルの追求。舞台上で同時にいろんな人が話していたり、開演前から舞台上で俳優たちが自然に過ごしていたり!今年は子ども達も舞台上の席に座って芝居の一員になれる「サンタクロース会議」があるので、注目です!(吉田紫磨子)

▼よろしければ以下のフォームよりご感想をお寄せください。
ボニータさんへの質問も受付中です!
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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
(マドレタイムズ編集部/卜部眞規子・太田智子・北澤ちさと・白石あすか・竹下浩美・中桐昌子・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
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